2013年7月の移動サポート実施実績についてご報告します。
実施回数はここ数ヶ月に比べて少し減り30回、対象者数も若干減少し17名となりました。
最近の移動サポートで感じることは、入院している家族の世話のために病院へ通う場合に移動のための負担が結構大きくなるということです。
慢性的な病気の診察や薬をもらうための通院であれば、月1回や3ヶ月に1回という方が多いのですが、家族が入院している場合完全看護とは言っても着替えを届けたり様子を見るため3日に1回や週1回というペースで病院へ行くケースがあります。
現在大槌町には入院のできる病院は無いため、近くても釜石の病院へ入院することになってしまいます。その場合、車を持っていなければ移動手段はタクシーかバスになります。タクシーであれば往復1万円前後掛かってしまい金銭的な負担が大きく頻繁に通うことは難しくなります。バスであれば料金は3千円前後になりますが、それでもやはり負担は小さくありません。
早く入院設備の整った県立大槌病院が再建されて、毎日でも入院している家族の元へ通えるような環境が整う日が来て欲しいです。
なお、移動サポートに要した自動車のガソリン代は全額寄付金にてまかなわせて頂きました。ご寄付くださった皆さまに御礼申し上げます。