新年明けましておめでとうございます。
大槌生活サポートステーションも今日が仕事始めになります。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
写真は昨年末に城山の上から撮った大槌町の町中の様子です。
細かい変化は各写真にコメントしましたが、全体としてはこの1年で大きな変化はない印象です。
土台の撤去が進んだり、土盛りが始まったり、最初の復興住宅が完成したりと復興は少しずつ前に進んでいることは確かなのですが、そのスピードは住民の期待通りには行っていないのが実情でしょう。
希望する場所の復興住宅完成を待つ方や、土盛りや高台移転での自宅再建を待つ方など、仮設住宅やみなし仮設を出たり、避難先から戻る等多くの被災者の住居が安定するまで、まだまだ2,3年以上は掛かります。
大槌サポステでは今年も傾聴訪問活動や移動サポート、便利屋業を通じて大槌町の方々の生活のお手伝いをさせて頂きたいと思っております。
本年も皆さまのお世話になることが多々あろうかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
旧役場方面。
旧役場近くに残っていたカネマンのビルが取り壊されました。
右手に見える喫茶夢宇眠も1月中旬には退去しビルも取り壊されるそうです。隣の寿ホテルとそこに入っていたカリタスも同様だそうです。
夢宇眠さんは左手の橋のたもとに造成される産業団地に移動して営業を再開するそうです。
大槌駅からマスト方面。
写真中央を左右に走る元の線路がアスファルトで舗装され道路になり、写真右から下方向へカーブして現役場前の道路につながる工事が進んでいます。
町中の土盛り工事に伴う迂回道路になります。
復興食堂も昨年末に一時閉店し、店の建物やドームもすでにありません。今度はきらり商店街の前、スーパーみずかみの隣で開店準備をしているみたいです。
何箇所かで試験的な土盛りも始まっています。
旧大槌病院、高森団地方面。
写真中央にあった旧大槌病院の建物は完全に撤去され現在は何故か丸太が積み上げられています。
川の向こう側に積み上げられていた瓦礫はすっかり無くなっています。
きらり商店街、沢山方面。
きらり商店街の旧大槌北小学校の建物は完全に撤去されました。
写真中央少し右の白い建物は新築中のスーパーみずかみの建物です。当初今年3月の開店予定でしたが、2月開店に早まったようです。