震災から3年1ヶ月が過ぎました。
今日の大槌は少し風が強いものの、春の訪れを感じる暖かな日和となりました。
町中は家の土台撤去や盛土が進んでおり、ほとんどが立ち入り禁止となっていますが、月命日に限って住民は入ることが出来ると聞いています。
ただ、どんどん整地が進み家のあった場所もはっきりとは分からなくなったり、すでに盛り土の下になってしまった家もあるのではないでしょうか。
その一方、仮設住宅へつながる砂利道は3年の間に削られてデコボコ道となっている場所があります。車で通っても相当揺れますが、シルバーカーを使っているお年寄りや酸素ボンベを持ち歩く必要のある病気の方などは特に苦労されています。
このデコボコ道を通らないと集会場へもバス乗り場へも行けません。こういった所が仮設住宅住民の外出機会を減らす要因となっています。
復興工事が進む一方で置き去りになっているものもあります。
仮設住宅に続く砂利道。車のタイヤで削られたりしてデコボコになっています。
城山から見た町中。
吉里吉里地区。盛り土はまだ行われていませんが、家の土台撤去は少しずつ進みあちこちに砕かれたコンクリートの山ができています。
旧役場の川寄りに作られた産業団地。
町中で営業していた、どんりゅう庵(カレー屋)、喫茶夢宇眠、大光そば、モーモーハウス(パン屋)、家子不動産等が移転しています。
旧役場。
4/10から取り壊しが開始されるとのことで、フェンスが張られていました。。町内のボランティアの方が献花台や仮設トイレの掃除をされていました。