本日は6月11日、東日本大震災から3年と3ヶ月が過ぎました。
全国版のニュースで旧大槌町役場の解体開始が報じられたりもしたようです。
町中の土盛りも少しずつ進んでいますが、仮設住宅での被災された方の生活も続いています。
写真はとある仮設住宅の風除室です。高齢の母娘二人暮らしのお宅で、先日依頼があって網戸の取り付けをして来ました。元々内側のサッシに網戸は付いているのですが、虫もひどいし蛇が入ってきたりもするので2重にしたいとのことで新しい網戸を取り付けました。
作業が終わった後、今度は冬に仕事をお願いしますねと言われました。
この写真だとよく見えませんが、風除室の中の下駄箱や荷物の上には全部ビニールが被せてありました。冬になると天井の結露がひどくて下に水滴が落ちてみんな濡れてしまうのだそうです。
今度の冬は天井に断熱シートを貼って結露を防ごうと思っているとのことです。
この夏も次の冬もまだ仮設の住まいでの生活を覚悟して暮らしている方々がいます。