大槌町の町中で営んでいた旅館を震災で失い、現在別の場所で旅館を再開している小川旅館さん。そこの女将さんのブログを読んで、お墓まで仮設だったのかとあらためて被災地の現状を思い知らされました。
未だに大槌町で仮設のもの、お墓、お寺、住宅、小学校、中学校、店舗、鉄道(バスによる代替輸送)、県立病院、交番、消防署、保健センター、道路、仕事(1年契約の緊急雇用)。
多分知らないだけで他にも(仮)の状態になったままのものがあるのでしょう。
小川旅館さんも本当は思い入れのある元の場所に再び戻るのが目標とのこと。でも、そこはまだ土盛りをやっている最中で建物を建てられるようになるのは先の事。
今日は東日本大震災から4年と1ヶ月の月命日。
東北の被災地はまだ再生の途上です。